公開する以上、セキュリティについては考えないといけません。自分のパソコンが クラッシュしたら。。と考えると、結構真剣です。
システムの設定やソフトをインストールするにはroot権限が必要です。 root権限はどんな操作でも制限なく実行できるので、不注意やミスをすることで システムに被害を与えてしまうことがあります。
自分で失敗する分はしょうがないのですが、成りすましなどあったら嫌なので 操作した人と操作した内容がログに記録されるようにsudoというパッケージを 導入することで実現したいと思います。
sudoのインストールは簡単で、 apt-get コマンドで行います。
$ su Password: (rootのパスワード入力) # apt-get update; apt-get install sudo
sudoの設定ファイルは
/etc/sudoers
です。このファイルは
vi
などのエディタで直接編集するのではなくて、
visudo
コマンドを実行して編集します。
実際に起動するのは、環境変数
EDITOR
で指定されている エディタが起動されるのでそれで設定ファイルを編集します。
# visudo
sudoは、ユーザごとに細かい設定が可能になっています。 パスワード入力を完全に省略する設定も可能ですが、 ユーザhogeにはすべての権限を与えるので、 パスワード入力は省略しません。
デフォルトでは、rootの設定のみあり、末尾は
# User privilege spec root ALL=(ALL) ALL
となっているので、その後に
hoge ALL=(ALL) ALL
という行を追加します。 すると、以後は、hogeは、sudo経由ですべてのコマンドを利用することができるようになります。
一部の権限を与えるなど細かい設定のサンプルは
/usr/shared/doc/sudo/examples/sudoers
にあります。
動作確認はhogeユーザで行います。 su コマンドでrootになっていたのでhogeユーザに戻ります。 sudoをはじめて使用すると、パスワードを聞いてきますのでここで、 rootではなく自分のパスワードを入力します。
$ sudo apt-get update
We trust you have received the usual lecture from the local System
Administrator. It usually boils down to these three things:
#1) Respect the privacy of others.
#2) Think before you type.
#3) With great power comes great responsibility.
Password:(hogeユーザーのパスワード)
今後は、root権限が必要な場合にはsudoを使用するようにします。
sudo
コマンドを実行すると
/var/log/auth.log
に記録が残ります。 このファイルは一般ユーザには見ることはできませんので、 ここでは、
sudo
を使って見てください。